ソフトウェア消去
ソフトウェア消去とは「消去」とは言っていますが実際には乱数値や固定値(ゼロなど)をディスク上の全セクタに上書きすることで元のデータを読み取れなくすることを指します。
上書き回数を増やせば元のデータを復元することがより困難になりますが時間と費用が多くかかることになりますので、データの重要性との兼ね合いで消去方式を選択する必要があります。
ソフトウェア消去はHDDだけでなく、SSD/NVMeおよびUSBメモリにも対応しています。
セキュリティ監査などの際に必要であれば、別途有償にて消去証明書や消去ログを提出することも可能です。
物理破壊
物理破壊は専用の破壊機を用いてディスクそのものに4ヵ所の穴を開けて物理的に破壊します。
LTOなどのテープメディアは専用の破砕機を用いて破砕処理を行います。
SSDについてはその構造上、従来の穴開けでは不十分なことから専用のアダプターを用いて破壊処理を行います。
磁気破壊
ハードディスクは磁気ディスクを磁化することでデータを記録します。この特性を利用し消磁装置により強力な磁界をハードディスクに与えることで磁気ディスク上のデータを破壊します。
SSDなどのフラッシュデバイスは記録方法が異なるため磁気破壊は有効な消去方法にはなりえません。
消去レポートなど
消去・破壊方式にかかわらず、必要であれば消去作業完了報告書をオプションにて承ります。
その他、ソフトウェア消去については消去ログ、物理破壊については破壊前後の画像もオプションにて提出可能です。