ネットワークのセキュリティ対策

近年、企業や団体における情報漏洩のニュースを目にする機会が増えています。「うちは小さい会社だから狙われない」「インターネットに接続してないから大丈夫」と思われがちですが、実際には、設定が不十分な機器や古いままのソフトウェア、持ち込んだUSBメモリなどが入口となるケースは少なくありません。

セキュリティ対策というと、専門知識や費用が必要な大がかりなものを想像されるかもしれません。しかし、被害を防ぐうえで大切なのは、まず身近にできる基本対策を、きちんと続けることです。

1. ルーターの初期パスワードを変更する

ルーターの管理画面のID・パスワードが購入時のまま、という例は意外と多くあります。初期設定は第三者に推測されやすいため、必ず自分だけが知る推測されにくいものに変更を推奨します。

2. ルーター・ハブなどのファームウェアを最新にする

ファームウェアとは、ルーター・ハブなどを動かす基本ソフトです。古いままだと、既に見つかっている弱点を悪用される恐れがあります。メーカーから更新が提供されていないか、定期的に確認し最新のものに更新することが重要です。

3. Wi-Fiのパスワードを見直す

推測されやすい文字列や、長年変えていないパスワードは要注意です。暗号化方式はできるだけ新しいもの(WPA2以上、可能ならWPA3)を選び、パスワードも十分な長さにして推測されにくいものに変更します。退職者や来客に共有したパスワードがそのままになっていないかも確認のポイントです。

4. パソコン・スマートフォン・各機器のアップデートを定期的に行う

OSやアプリケーションなどのソフトウェアやスマートフォンも、更新によって弱点が修正されます。「自動更新」を有効にし、更新の通知を後回しにしないことが大切です。パソコンもソフトウェアに限らずBIOSなどの更新もあります。なるべく更新するように心がけておきましょう。

5. その他、あわせて確認したいこと
  • 使っていない機器やアカウントの整理・削除
  • 重要なデータのバックアップを取る(できれば本体と別の場所にも保管)
  • 身に覚えのないメールやSMSのリンクは開かない
  • USBメモリや外付けディスクはその取扱いに注意する

当社からのご案内

これらは特別な機器や高度な知識がなくても始められる対策です。完璧を目指すよりも、できるところから一つずつ実施することが、安全への確かな一歩になります。

「設定の方法が分からない」「今の対策状況に不安がある」といった場合は、お気軽にご相談ください。

当社では、ネットワーク機器を扱う立場から、ルーターの設定確認をはじめとした基本的なセキュリティ対策のご支援を行っております。専門的で大がかりな対策ではなく、お客様の環境に合わせて「まずできること」からご案内いたします。

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